承認欲求。


子どもには承認欲求があると言われていますよね。親・友達、その他周りの人間に
そして現代の子どもはそれが満たされていないとも言われている……。


「いじめ」が頻発するのも、承認欲求の代替行為ではないかと私は思ってる。
人に認めてもらえないから自分をその承認欲求を満たすために他者への攻撃的行動にでるのではないか。
欲求だから意識していない。それで満足できるのだから……
「おなかすいたからご飯をたべておなかいっぱいになって満足」と同じように。


PTAの役員として学校に出入りするようになって5年になる。
こどもたちは「あ〜2号のおかあさんだ〜」と人懐こく話し掛けてきてくれる。
そんな中で私はこの子たちにふと口をついて
「○○ちゃん、きょうもかわいいね〜♪」
「○○くん、きょうもヨカニセね〜♪」
と言ってしまう。もちろん宮内洋さんに倣って、子どもの目線まで降りてきて♪
本当に心からかわいいと思うんだもん(^_^;)
そのときの子どもたちの嬉しそうな顔。
中には「かわいい」といってほしいのか、私の顔をみると飛んでくる子もいる。
先日もその子が友達と一緒にいるときに私をめがけてとんできた。
「今日もかわいいね〜♪」というとツレの子が
「かわいいって……誰が?」と不審がったので


「あ な た が た に き ま っ て る じ ゃ な 〜 い ♪♪」


と二人とも頭をなでちゃった♪
その「誰が?」と聞いた子も照れている姿を見ると本当にかわいい、子どもはいいなあと思う。


昨日も用事があり午前中、学校に行った。
昼休みまでかかったのだけど、校区公民館から校庭を横切って職員室にいこうとすると
女子の一団が例のごとく「2号のおかあさんだ〜♪こんにちは〜♪」とあいさつしてくれるので
「こんにちは〜♪あなたがた今日もかわいいね〜♪」というと
「かわいいでしょ〜!」と反応してくれた。


私はこの子たちのすべてを知ってるわけではない。
認めてあげる言葉をかけるとしたらこの一言しかない。
でもそんなコトバでさえ子どもたちは飢えていたのかもしれない。


2号の同級生たちはそろそろお年頃になってきて、この言葉を恥ずかしがってくるかもしれない。
そのときになったら、また別のコトバが口をついてでるのではないかと自分で思う。


そういえば一号のお友達がこの間久しぶりに家にきたとき思わず口をついて出たことばは
「ま〜○○くん、お兄さんになってー♪見違えちゃった」だった。
するとその子は嬉しそうに
「○センチ背が伸びたんですよー」と言ってくれた。


今までは何の気なしに子どもたちに声をかけていたのだけど、最近になって……ていうか5年目になってやっと思う。
大人は子どもの何かを認めて、それをコトバにしてあげたほうがいいのではないか。
「大人に認められる」という気持ちは子どもの心にゆとりを生み出すのではないかと思う。


で。精神年齢15歳のワタクシは。
鹿児島のニセミッチとして承認されているので(多分(爆) )
精神的に大変充足してますってことでひとつ♪