コドモについて。


周りのお子さんのいらっしゃらないご夫婦で、そのことについて深く悩んでいる方々を何組か存じています。
あまりに奥様に精神的な負担がかかって、傍目にみたらひとりぼっちで葛藤しているように見えることもあります。


本当に、そういった方々の苦しみを、実際にコドモのいるこちらは心から理解してあげられるかというと、それはほぼ不可能だと思う。
簡単に「かわいそう」という言葉でかたづけることは、奢りのような気がするのでウカツには言えない。


ただ、私は結婚するまえから、いや、してからも
「コドモはオマケのようなもの」と思っていた。


そもそも、私はコドモがほしくて結婚したのではなくて、
「このヒトとずっと一緒にいたい」と思ったから結婚した。
(ダンナは「年貢の納め時」と思って結婚したらしいけど…(爆))
だからコドモはオマケでいいの。
好きなヒトと一緒にいられることについてたまたまオマケをもらったというキモチ(^v^;)
こんな言い方をしたらコドモが怒るかもしれないけど、でもパパとママがいなければアナタタチはこの世に存在しなかった、と思うと、「オマケ」という表現もあながち間違いではないかなと。


オマケだけど、いつかはそばにいなくなってしまう。
オマケの分際で、勝手にどんどん大きくなってナマイキになって親を越えていく。


私達もそうやって自立してきたんだなあ、と自分の歩みを再認識するツールでもあるかもしれない。


同情したり、なぐさめたり、特に私はもともとが軽佻浮薄な人間なので、口先だけのなぐさめことばになりそうなので、言葉にはできないけど……


「コドモはオマケのようなもの」


って思っていれば少しは気が楽になるのではないかなあ?と思います。
ご夫婦で仲良く、楽しく過ごしていれば、オマケがついてくることもあるかもしれない、
そんなキモチでいてくだされば……と、いつも感じています。
ご結婚なさって同じように悩まれながらも10年くらいたってお子さんに恵まれたご家庭も存じていますので、あまり気にしすぎるとカラダにもよくないかも…とこれは勝手な憶測ですが…
もちろん、周囲の身近な方々のご理解が一番必要だと思うのですけどね。


もし、このことで今悩んでいらっしゃる方、そしてこれから結婚する方々がこれを読んで、すこしでも「こーゆー考え方もあるんだな」と感じていただければ嬉しいです……。