一年生最後の読み聞かせ


三学期最初の読み聞かせは一年生の教室に。

今日は一年生と二年生のクラスにいくのですが、私は1年4組を担当しました。
2年生が今、谷川俊太郎先生の作品を国語でならってるそうなので、学校側からは「谷川俊太郎の詩の作品を」という依頼があり、
私は和田誠先生の挿絵による
「いちねんせい」という本を読みました。


一年生に「詩」の概念を説明するの、どうしよう?と思ったのだけど
「詩ってわかる?」ときいたらなんとなくわかってる子が多かった。
谷川俊太郎先生を子どもにわかるように軽く説明。
保険のCMの文句をすこし(全部紹介したくなかった(^^;))

鉄腕アトム知ってる?」と聞くと意外にも知ってる子がいてびっくり。
鉄腕アトムの歌の歌詞も、谷川俊太郎さんが書いたんですよ」と紹介……


で。
実は今回は読み方がなかなかわからなくて。
子供たちに詩がどのくらいわかるのかとか
果たして抽象的なものは意味が分かるのかと
思ってたんだけど


意 外 に も 受 け た


案ずるより産むが易し、だった。
オトナになると薄汚れてきて子どもの感動のポイントが見えなくなっていたのね。
いかんいかんこんなことでは。


もっと子どもの感性を信じよう。
私が「いいと思ったからもってきた」本をそのままぶつければいいんだな。


ホントに子供たちから学ぶことは多い……


さて、他のチームですが、三学期はこれで最後ということで
2年生のあるクラスが読み聞かせがおわったあとに
先生と子ども達が感謝の言葉を言って、お礼の歌を歌ってくれたそうです。
「はじめの一歩」でした。2号たちが合唱部で歌ったことあります。
お別れの場に「はじめの一歩」っていいですよね。

この先生は、うちのおはなしサークルの立ち上げのときはすでにこの学校にいらしたのですが、こんなことをしてくださったのは初めて。
5年間やってきて、私たちの活動が学校に根付いたということですね。
やってきてよかったです……

さて、来月は3.4年生のクラスにいきます。
その前に今日は昼休みの読み聞かせもありますがひとまずここまで♪